ストローアート BPO審理仲介斡旋案件のご報告
[Straw craft] Report on BPO trial mediation and brokerage

 本日BPOの報告に掲載されましたように、いわゆる(ネットで書かれているタイトルでいうと)「フジTVで【ストローアート】の作家酷評、キャスター『芸術ではなく趣味の域』…」について、8月21日にBPOに於いて、フジテレビ側からは情報局の上位職や番組担当者等数人が出席されて、合意文書への署名捺印が行われました。BPOの仲介斡旋を受け入れましたことをご報告します。

 明日8月23日「とくダネ!」の番組中で謝罪放送があり、番組終了後には、フジテレビの番組のサイトで29日まで1週間、謝罪と経緯説明が掲示されます。


 長年身に付いた感覚は一朝一夕には改められるものとは思いませんが、作品の著作権、及び作者の著作者人格権に対する考え方を受け入れたことは前進だと考えます。
私は、これで終わりではなく、これからが始まりだという意識を持っています。今回の提訴のことを本当に知って戴きたいテレビから情報を得ている層には詳細が伝わらないのがテレビというメディアの本当の課題だと考えています。情報社会の中で、その溝をどう埋めて行くかが、多様なメディアの共栄共存と同時に、市民が正しい情報や価値観を共有できる明るい社会を取り戻す第一歩であるように感じるのです。今後そのような番組制作に期待したいです。また、それを見守っていくのが私達視聴者の責任だと思います。海外を含めご心配戴いた多くの皆様に感謝します。

 今回の流れ消えてしまう謝罪放送だけではなく、出来るだけ多くの一般の方に解決内容を可視化した放送とWebでの掲載という対応は、これまでに前例がない解決策に向けて裁判所のように強制権のない機関でご苦心戴きましたBPOの委員会及び関係者の皆様に感謝したいと思います。






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